パリ在住のファッション批評家、平川武治さんと、ルイ・ヴィトンの店舗設計などで知られる建築家の青木淳さんを迎えます。
『質屋の息子は眼が肥える』というテーマで、今回のレクチャーを平川氏がディレクションしました。前半の第1部では、平川氏が先シーズンのパリで見つけた、最近には珍しい時代観をかなり的確に捉えた逸材と確信するホットなブランドのコレクションを解説。そして、それを通し、パリにおけるモードとは、その実態は 何なのか?そして、現在のモードの新しさと社会の関係性について話します。
そして後半には、平川氏とは30年程前にあるデザイン誌で共に 持ち回り評論をご一緒なさっていた、建築家の青木淳さんを迎え、『震災と現代建築。機能と美意識、必然と無駄と言う装飾性とは?』をテーマに、青木氏自身 の作品を解説をしていただきながら、建築とファッションのそれぞれの観点から、震災後の社会のあり方を討論していきます。
Date:May 7, 2011
Place:VACANT
Guest:平川武治 (ファッション批評家) / 青木淳 (建築家)
Organize:TOO MUCH Magazine
Production:Takashi Ogami